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「ねぇユウ?オレに何か隠していること、ないさ?」 遅い夕飯を食べ終えたところで突然言われ、ドキリと心臓が跳ねた。 そのままラビを見ているとすべて見透かされそうで、神田は顔を逸らして首を緩く振る。 「…ホントに何も隠してない?」 「隠して…ない…」 本当に嘘が下手な神田に、ラビは息をはいて静かに近付くと、気配を察した神田が身体を後ろにそらせようとする。 見越していたラビは一歩早く踏み込むとその腕を取り、逆に自分の方へと引き寄せた。 「嘘吐き」 「…ッ」 「嘘吐きさんは、身体に聞くのが一番さ」 「ラ…!」 そのまま引かれていったのは、ラビの寝室だ。 抵抗しようとしても、自分よりもずっと力があるラビに勝てる筈もなく、神田はやや乱暴にベッドへと放られる。 「…ッ…ラビ…ッ」 起き上がろうとすると、すぐに圧し掛かってきたラビに手首を掴まれて再びシーツに沈められる。 「言うなら、やめるさよ?」 ちゅ、とラビが神田の耳の裏にキスをして声を吹き込むと、それだけで慣らされてしまった神田の身体は甘美な刺激を期待してふるりと身体を振るわせた。 それでも、ラビの言う『隠し事』が鍵をなくしたこととわからないのに、自分から暴露して余計に話をこじれさせることは嫌だ。 相変わらず口を噤む神田をチラリと見て、仕方ないさね、と呟くと、するりとシャツの上から胸を撫で上げた。 「……ァ…」 まだ硬くなっていない乳首を指の腹で見つけると、ラビは右の乳首を愛撫しだした。 「ン…ラ、ビ…耳…ッ」 耳朶を甘く食み、尖らせた舌で耳の中をペロペロと舐められると、極近くで聞こえる音と不思議な感覚にじわじわと侵食されそうになる。 神田がラビの舌から逃れようと頭を逸らせても舌は相変わらず追ってきて、声をかけても聞く耳を持たない。 「ン…は…、!」 勃ち上がってしまった乳首を掴まれてびくりと身体が跳ねると、ラビは乳首を指と指の間に挟んでコリコリと擦り上げる。 「ア…ラ、ビ…やめ…」 「言うなら、すぐにラクにさせてあげるさ」 そっと右手で性器を緩く撫でられる。 乳首よりもずっと感じるところを触られ、堪えきれない声が漏れてラビに聞かれてしまう。 開発された身体はラビに触られるだけですぐに快楽を拾って欲しくなる。 今も、始められたばかりだと言うのに、もうラビの手がもっと欲しくてたまらない。 (…けど…ッ) 「――――ッ」 自分の欲望に逆らっても、神田は口を閉じた。 頑固な神田の態度に、少しだけ笑みを引っ込める。 「…ま、ツラいのはユウだからね」 ラビは耳にもう一度キスすると、身体を少し起こしてペロリと唇を舐めた。 次の行動が気になってそろりと目を開けると、ラビは何も触られていない左胸へと唇を落とすところで、ラビ、と言う前に暖かい感触に包まれる。 「ん、く…」 とろとろと唾液を垂らされ、みるみる内にシャツが濡れて行く。 ラビの口端から漏れてしまうと、今度はそれを赤子のように吸って舐めだす。 ざらざらとした布がいつもとは違う感覚を神田にもたらし、実際に感じることが出来ないラビの熱い舌がもどかしく、ちゅうちゅうと音を立てて吸われるとまるで針で軽く刺されるような快感が襲ってくる。 「ふ、…ひァ…ん、ン…」 吸われるごとに下腹が痙攣してしまうと、承知しているとばかりにラビが空いている手で摩ってくれるが、シャツを捲って直接触ってはくれない。 「ァ、ラビ…やめ…」 「だから、ユウが言ったらやめるって」 「―――――ぁ、ア!」 乳首に唇を当てたまましゃべられると、歯の表面が擦っていって声が漏れて喘がされる。 何とか飲み込んで耐えるが、声を我慢すると呼吸も満足にできなくなって次第に上がってきてしまう。 熱い吐息が神田の口から漏れても、ラビは乳首と下腹ばかりを弄ってくるのだ。 「ユウは焦らされるのが好きなんか。それならオレも、じっくりとユウを愛してやらないと」 「ッ」 違う、と言いたかったが、きゅうっと乳首を抓られて声が出ない。 段々とズボンの中の性器が育っていくのが良くわかり、今はもう下着から亀頭を出して蜜を垂らしている。 時折下腹を摩る手が先の方を掠め、そのたびに蜜が溢れていくのにラビが気付かない筈がなく、段々と掠める回数が増えていき、一筋腰を伝って流れていった。 「ァ……」 「濡れちゃった?」 「あ、ンぁッ!」 きゅう、と性器がラビの手にすっぽりと包まれた。 そのまま形を確かめるように撫でられると、緩くとは言えようやく与えられた刺激にまた蜜が流れていく。 「ユウも随分と敏感な身体になったさね」 嬉しそうに言ってくるラビをキッと睨み、お前のせいだろ!と訴える。 「何睨んでるんさよ〜。…確かにユウのこと開発したのはオレだけど、それって才能がなきゃいくらオレが頑張ったって無理なんよ?それはユウの才能さ」 言葉裏に淫乱だと言われているようで悔しくてならないが、実際ラビに触られるだけで快感を拾ってしまうので何にも言えない。 「オレとしては嬉しい限りだけどさ」 伸び上がって唇にキスを落とし、にこりと笑う。 拗ねる間もなく、性器を弄る手が強さを増す。 「―――!、はぁ、ア」 粘着質な音が耳に聞こえ、それ以上に与えられる刺激に声が止まらない。 右手で性器を弄りながらも左手と唇は相変わらず乳首を愛撫しており、どこに集中して良いのかわからずに身体が無防備になってしまう。 「あ、…っく…イ…」 しばらくセックスをしていなかったのは神田も同じで、しかもまだ幼いが故に性に対しての耐性が低い。 すぐにイきそうになり、ラビの手に擦り付けるように腰が動いてしまう。 あと少しでイける。 息をつめた瞬間、ラビの手が躊躇いもなく離れていった。 |