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※あやしい表現ありなのでご注意を。 「んっ…ん、ん…ッ」 ぴちゃりと水音がする。 「もっと口を開いて」 呼吸の為に風が離れる。 荒くなる呼吸を何とかしたくて従うが、その言葉が更に快感を引き出すためのものと雲雀はまだ知らない。 風が体重をかけてきた。 腹筋だけでは堪えることが出来ずにしがみつく。もとより、風は優しく雲雀を布団へ押し倒した。 重力に従って、雲雀の口内に唾液が満ちる。 飲み込むことと呼吸が同時に出来ずに早々に口端から垂れ、頬から後頭部に伝う。 空気に冷やされる感触に眉を寄せた。 「舌を出して」 言われるままに舌を突き出す。 にゅち、と音を立てて絡まりあうのがとても妙な感触だがやめはしない。 風のというだけで何故か興奮する。 「んっ!…あ、」 合わせ目から風の手が侵入してきて、かすかな突起を掠めた。 視線を下げればいつの間にか帯が解かれおり、素肌を晒している。 「っ」 雲雀の変化を察してか、風が優しく頭を撫でてくれる。 ちゅっと音を立てて唇を離すと、濡れた肌を舐め取って首筋へと頭を下げていく。 「…ふ、ン」 もぞりと腰が動く。 生まれて一度も気に止めたこともなかった胸の突起を指先でなぞられ、くすぐったい以上の何かが込み上げる。 柔らかかった筈のソコが硬くしこるのがわかった。 どうしてそうなるのかわからないのに恥ずかしくてたまらない。 「ふぁっ…ッア!」 いきなり出た高い声に驚いた。 誰、と思うくらいに普段出さない自分の声。 風も驚いたらしく、顔を上げてこちらを見ていた。 「すみません、痛かったですか?」 「…ううん…」 風の指が乳首を抓んだ瞬間、脊椎にビリリと衝撃が走った。 痛かった訳ではない。素直に否定すると、風も安心したように息を吐いた。 「よかった」 言って、また愛撫を再開する。 それとなく肢体を伺えば、あれだけの強さを誇っているのに、ゴツゴツとした筋肉が見当たらない。 美しいというよりは痩せすぎのようにも思う。 (かなり食べているのに…筋肉になる前に消費されているのかな) 首筋に紅い華を咲かせながら、掌でわき腹から腰までを撫で上げる。 「ん…」 甘い吐息が雲雀の鼻から抜ける。 左の乳首を弄りながら、風は右側を口に含んだ。 「あ?!…なに、ハ…ァ!」 雲雀の身体がまた揺れた。 構わず風は舌で強く乳首を刺激する。 「んっ…やだ、何…変…ッ」 「大丈夫」 口を離してそれだけ言い、またしゃぶりつく。 甘噛みして舌で押しつぶし、吸い上げる。 「あ、あ…ン…んく」 ぴりぴりと電気が走る。 痛くなんてないのに耐えるのが酷くつらい。 「何…ねぇ、これ、何?」 自分に襲い掛かるこの感覚が不安で、雲雀は情けない声でたまらず風に聞く。 袖を必死に握ってくる雲雀の無垢さに苦笑して、風は顔を上げた。 熱でゆらゆらと瞳が揺れている。 「気持ちいいと言うことですよ」 「…きもちいい?」 これが?と眉を潜める。 雲雀の中で言う快感と言えば、戦闘の時に感じるゾクゾクとするもの。 アレとは伝わるものが違う。 「ほら、証拠に」 「っ!!」 するんと風が性器を触った。 形をなぞるその先端は緩く持ち上がっている。 思わず見てしまい、頬が燃えた。 「ね?」 にこりと笑う風は嬉しそう。 答えられず雲雀が目を逸らすと、また性器に刺激が走る。 「んっ…そこ…ぁ、さわんない、でっ」 撫でられるだけで、胸を触られるよりもずっと強い刺激が伝わる。 風の手をどけようとすると、逆に掴まれてしまった。 「ちょ、」 文句が口をつく前に雲雀の性器を扱き出す。 「ふぁ…あ、ダメ…やだ!あっ…んぁ、ぁあ!」 手の中でどんどん硬化していくのがわかる。 腹を打つくらいに反り返り、溢れる先走りをすくい塗り広げていく。 滑りを得て更に風は動きを早くする。 「あっ…い、…やだ…はっんぁ」 「出さないとつらいですよ」 こめかみにキスを一つ落として、雲雀の性器を見る。 まだ子供の形をしていた。 (剥けてもないのか…) 雲雀がどれだけ性に対して希薄かを物語っている。 罪悪感と、昏い歓喜が風の中に溢れ出す。 (全部全部、この子は私のものだ) 口端を伝う唾液を舐める。 「あっ…くる…あっ、あ、出…あっン」 下腹が痙攣し、腰を前に突き出しそうになるのを必死に堪えている。 「堪えないで」 「んっんっ…ン―――」 雲雀の手が、頼りない体勢を支えるようにぎゅうと風の手に掴まって来る。 風の指が射精を促すように尿道を開き、爪を立てた。 「っあ!ああ、ア――――!!」 目の前がスパークする。 身体を制御できずに腰が跳ね、背中まで浮き上がる。 胸元まで白濁は飛び散り、風の浴衣も汚してしまう。 肺の空気全部声に変えても射精は続き、窒息する寸前でようやく雲雀は腰を落とした。 「は、ハァ、ハァ、は…ッげほ、」 空気を吸い込むと唾液まで気管に入ってしまったらしく、咽て足をばたつかせる。 慌てて身体を横にむけ背中を摩ってやると、徐々に咳がおさまっていく。 「大丈夫ですか?」 「…ん…」 ようやく酸素がまわり出すと、身体に張り付く白濁に気付き、眉を寄せる。 「ああ、ダメですよ」 シーツを剥いで拭おうとすると、風に阻止された。 「…だって」 「今から使うんですから」 「?」 何に、と聞く前に風が下腹部を濡らす白濁を掬い、割れ目に垂らした。 「?!…ちょ、どこ触ってるのさ!」 「どこって…慣らさないと」 蕾をつつかれ驚く。 怒鳴ると、きょとんと風が返してきた。 「な、ならすって…」 「でないと入らないでしょう?」 何を、とはさすがに聞かなかった。 言葉が見つからず、はくはくと口を動かす。 「………」 雲雀の反応に、さすがに苦く笑う。 「だって!」 「ええ、いいんですよ。これから覚えるんですから」 爆発しそうになった感情を宥めてやり、再び蕾に触れる。 「ッ」 ビクンと身体を強張らせ、大人しくなった。 硬いソコを何度も撫で上げ、ほんの爪先を埋める。 「く、」 「力を抜いて」 横に向けた身体をまた仰向けに戻し、足を閉じれないように押さえ込む。 ぬめりを胎内に馴染ませる為に少し入れては抜き、もう少し奥へと進んでいく。 「きもちわるい…」 「こればかりは我慢してください」 意識を逸らせればとキスをしてやると、雲雀も意図に気付いたのか積極的に舌を絡めてくる。 ようやく中指が根元まで収まった。 「痛みは?」 「…ない…けど…」 「ならよかった」 にこりと笑ったかと思えば、風は中指を挿抽しだした。 「ッッア!」 時間をかけて胎内を濡らしただけあって、引っかかりは少ない。 けれど異物感に慣れていない雲雀にはたまらなかった。 目を強く閉じ、破けるくらいにシーツを握り締める。 性器を弄られた時のような甘い声は漏れない。 ほぐすように内部を押し上げ、ぐるりと大きく指を回す。 括約筋が緩みだしたのか、中指を引き千切りそうな圧迫感が消えていく。 すかさず風は人差し指を埋めた。 「ひっ」 また腰が跳ねた。 キスが降ってくる。 「ぅ…ひ、ぁ…ぁ…」 二本の指で蕾を開き、薬指も挿し入れる。 「痛っ」 立て続けに入れられ、圧迫感が痛みに変わった。 媚肉が追い出すように内部から指を押してくる。 「ん…」 風は挿抽をやめて内部を探り出す。 「や、だ…」 「もうすこし」 何をしたいのかわからない。 ただ、いろんなところを指が触っていくのがまざまざと感じられる。 必死に耐えていると、いきなり腰が跳ねた。 「…ぇ、」 何が起こったのか雲雀もわからず、慌てて風を見る。 彼も一瞬驚いた表情をしたが、すぐににこりと笑った。 「みつけた」 ここ。 「ああ!!」 言ってまた彼がナカを押すと、腰が跳ねた。今度は高い声も出た。 「何…何、」 訳がわからない。 ただ、先程までの異物感が薄れ、ざわざわと身体が騒いでいる。 「とても気持ちよくしてくれるところ、ですよ」 「あっ…ア!、んは、あっ…何ッ…あぁあ!」 何度もそこばかり刺激される。 身体の奥、見えないところ。ふっくら盛り上がったものを触られている気がする。 「っあ、ぁ…ンンっ、ぁあ、ふ…ひぃ、ン」 情けない声が次々出てくる。わかっていても止められない。 (何これ…) とても気持ちよくしてくれるところと言うけれど、そんな甘いものではない。 身体を侵食されている気がする。 何に呑み込まれるかわからない。わからず、雲雀は恐怖した。 心が脅えているというのに身体は刺激に従順で、風を受け入れるよう柔らかくなっていく。 「は、ンッ!」 指で蕾を広げれば、ほとんど抵抗なく鮮やかな桃色を覗かせた。 ありえないところに空気を感じて息を詰まらせる。 「ンんっ」 風の指が抜けていき、また喘ぐ。 荒い呼吸を繰り返していると、片足を担がれ蕾にまた何かが触れた。 指なんかではない。 目を開けば風の下半身が近付いているのが映り、それが何かわかった。 「ま、待って…やっぱり…」 必死に身体を後退させる。 これ以上続けてどうなってしまうかが恐ろしくなった。 その肩を風が掴んで逃げれなくする。 「言った筈ですよ」 視界には、真剣でどこか余裕がない風以外見えない。 「もう、止まれないと」 ぐ、と体重がかかった。 小さい蕾が押し開いて、皺を無くし限界まで広がる。 「ァ…ぁ、…あッ」 尚も雲雀の身体は逃げようと足を突っ張る。 風は左腕を、雲雀の背中から入れて左肩を掴み、右手で腰を固定した。 「あ、はァ――――っ」 「はっ、」 亀頭の一番膨らんだところを飲み込んだ。 「まって、まだ…うごかない、でっ…ゆ、くり…っ」 「時間をかけてつらいのは貴方ですよ」 がんばって。 休まずにどんどん挿れていく。 異物を拒むが、丹念に塗りこめたぬめりが助けてくれた。 「うっ…ぅうッ」 それまでシーツを掴んでいた雲雀の腕が、風の背中に回った。 指はガリガリと背中を引っかく。堪えきれない感覚に飲み込まれないようにしているのだろう。 風を拒絶していないのは、強く抱きついているのでわかる。 「もう少し、もう少し…」 「ハ…ん、ぅ、アッ!」 ビクンとまた雲雀の身体が跳ねた。 尻に暖かいものが触れたのだ。 「…これで全部ですよ」 風の言葉で暖かいもの、が、肌だとわかり、ホッとする。 ようやく胎内にあるものも動きが止まった。 ただ、ドクドクと脈動している。 「…くるし、い…」 内臓を持ち上げられている感覚だ。 「痛くは?」 「ない…」 「よかった」 はぁ。と熱い呼吸が顔にかかる。 (そういえば…) こんな表情初めて見た。 荒く呼吸を乱す風を、雲雀は無意識に凝視する。 特訓と銘打った戦闘時も風は呼吸一つも乱さなかった。 それが今こうして肌を上気させ、苦しそうに眉を寄せている。 全部自分がそうさせたのかと思うと歓喜した。 「…ンっ」 「あぁっ」 同期して蕾が風を食んだ。 突然の刺激に二人で悶える。 「もういいみたいですね」 く、と笑って腰を引いた。 「ぁああっ…ア!」 ズルンと胎内から性器が出て行き、身体の中身全部持っていかれそうできゅうぅ…と下腹部が縮まった。そう思ったらまた入ってきて、腰が跳ねた。 何度も風は腰を引き、また下腹を雲雀の付け根に押し付ける。 水音と肌がくっつく音が交互に響く。 「ひ、ばり…」 「ああっ…やだ、そこは、ダメ…んぁ、あ!」 ぱたぱたと涙が零れる。 灼熱が脳を焼く。 指で見つけた前立腺を風がまた擦りだした。 ピンと性器が天をむき、半端に脱いだ風の服がかすかに触れる。 突き上げられるたびに先走りが水鉄砲のように出てきた。 「んぁあ!、あ…ぁあン」 風も汗を拭う余裕もなく、ぱたぱたと肌を滑っていく。 「雲雀…」 敬称が抜けた。 耳に捕らえて、また涙が零れ落ちる。 「泣かないで」 違う。生理的に出てしまうだけだ。 言いたいのに口をつくのは喘ぎばかりで、かわりに更に背中を抱き寄せた。 は、は、と風の呼吸が浅くなる。 「イ、―――――」 ずん、と一番深くまで先端が届いた。 腰を固定されて押し付けられ、深いところからオクへ熱いものが放たれる。 「あ―――――!!!!」 蕾がきゅうと絞まった。 腹が濡れる。熱湯を入れられてるように熱い。 断続的に注がれ、ごくんと飲み込むように肉が動く。 二人で動くことも呼吸も出来ず、射精が終わったところでようやく硬直がとけた。 「…は、ぁ…」 「は、は、は、…はぁ…んっ…は」 先程の二の舞を避けて、風が上半身を横にしてやる。 咽ないことにほっとすると、まだ紅く腫れている雲雀の性器が目に入った。 「さすがに最初から後ろではいけませんか」 「ひぁあ!!」 陰嚢がぱんぱんに膨れている。 「イって」 言われるまでもなく射精した。 手を白く汚した精液を舐める。 そんな筈ないのに、ひどく甘く思えた。 ずるんと後腔から性器を抜く。 「ン……」 ぶるりと雲雀の腰が揺らぐ。 すぐに閉じれない蕾はぽかりと内部を見せて、すぐに白く濡れた。 「…よかった、切れてないですね」 ふっくらと腫れているのは仕方ない。 呼吸が静まってきた雲雀にまた視線を移す。 「雲雀くん、雲雀くん」 「…ねぇ、」 謝々と言う前に雲雀の掠れた声に呼ばれる。 「よかった?」 赤い顔、濡れた瞳に乱れた髪の毛。 「ええ」 表情を作ることができない。 ただ歓喜が風を支配した。 「愛してます」 脳に沁み込ませるように囁く。 雲雀は、ふ。と笑って、眼を閉じた。 □■□ 目が覚めてもまだ外は夜だった。 「……」 ちゃんと服を着ており、シーツもどこも濡れていない。 夢かと思い身体を動かせば、筋肉痛のようにどこもかしこも痛くて思わず固まる。 特に腰がギシギシと云いそうだ。 「ぅ…」 素直にそのまま布団に沈もうかと思ったが、襖の向こうが明るいのに気付いた。 動くと、尻の間、蕾が腫れているのがわかり、頬を熱くする。 騙し騙し四つん這いで歩いていき、襖を引く。 風がテーブルで何かをしている。 「…何してるの?」 「ああ、起こしてしまいましたか?」 「別に…眼が覚めただけ」 風の横にそっと腰を下ろす。 「身体は大丈夫ですか?」 「うん…布団とか…貴方替えてくれたの?」 「ええ。勝手とは思いましたが」 「……そ、」 やはり身体を洗ったのも風なのだろう。 「ん?」 変な声を上げていなかっただろうかと不安になるが、聞くこともできず、ふい。と視線を避ける。 変わりの話題を探そうとテーブルを見ると、食べ物が広げられていた。 「何、これ」 「明日の下準備ですよ」 白い皮を丸く広げると、たっぷりの具を乗せて器用に包んでいく。 あっという間に完成した。 「器用なもんだね」 ありがとうございます。と風が照れて笑う。 何だかキュンとした。 「…こっちは何?」 それが何だか気恥ずかしくて適当に話題を逸らす。 目に見えたのは複雑な模様が描かれている丸い食べ物だった。 「これは月餅ですよ。中国の伝統的なお菓子です」 「ふぅん」 お菓子の一言に、雲雀の興味に更に火がつく。彼は甘党だ。 「それはまだ焼いていないので食べれませんよ。余りものでよければ鞄の中に一つありますから、どうぞ」 「…いいの?」 「ええ」 好奇心には逆らえない。 手が塞がっている風に代わって鞄を開ければすぐに見つかった。 丁寧に包みを解いて、一口。 「いかがですか?」 正直味には自信がある。 「…………………ぅん………」 一口食べて雲雀が固まった。 そのまま何とかと言う様子で飲み込むと、そっと食べかけをテーブルに置いた。 「おいしいんだろうけど…僕の口には合わない…みたい…」 普段人の感情におかまいなしの雲雀が見せた気遣い。 それが逆に風の傷を抉ったことを、残念ながら雲雀は知らなかった。 シン…と先程よりもずっと気まずい空気が流れる。 「…で、でもそれを焼いたり蒸したりってどこでやるの?」 「……あ、ああ…それくらいは屋台についていますから…」 引きつった笑いを見せる風に申し訳なくなる。 「じゃあこういうの作るのも?」 「いえ、さすがに屋台では限界がありますので、商店街の皆さんにお願いしてお台所をお借りしてるんです」 再び雲雀の身体が固まった。 「皆さんとても親切にお貸しくださいますよ」 にこにこと笑う風。 先程の殊勝な態度はどこへやら、ムゥゥと口をへの字に曲げる。 「…雲雀くん?」 ぶすくれた雲雀の顔を覗き込もうとすると、四つん這いのままどこかへ向かってしまう。 「あまり動き回らない方が…」 「うるさいっ。…これぐらい全っ然平気」 声が震えているのに。 いつのまにかヘソを曲げてしまった雲雀の機嫌をこれ以上悪くしないよう言わないが。 いつでも助けに行けるよう手を拭ってハラハラ見守っていると、何かを持ってまたこちらへ戻ってきた。 「これあげる」 「?」 不思議に思いつつ受け取る。 銀色に光るのは、鍵だった。 「これ…この家の鍵ですか?」 「…貴方が面倒起こすと僕が被害を受けるからね」 ふい、と逸らされた顔。 眉間に寄った皺と膨らんだ頬が、嫉妬を隠しきれずにいる。 「い、いらないなら返して」 反応を返さないことに不安になったのかそう付け加える。 「まさか。ありがたく受け取ります」 慌てて風の手から奪い取ろうとするのをかわし、優しく掌に握る。 「ありがとう」 優しく笑う風に、また眉間に皺を寄せた。 「別に…」 嬉しさを隠し切れず、頬がまた紅くなった。 余談だが、申し訳なく思った雲雀がお詫びにと贈ったクッキーを風が珍しく取り乱しつつも丁重に断った(過去に何かあったらしい) お互い譲れない食べ物の価値観は、暗黙の了解で見過ごされることになった…。 補足:ルーチェが実は料理ベタでクッキーが苦手になったという設定付きです。 |