幸福なペット


この話しにはエロ表現がある上、神田ににゃんこ耳と尻尾があります。
お読みの際はご注意ください☆




「ん・・・」
深い眠りから醒め、ひくりと神田は黒く艶やかな耳をピクンと動かした。
(・・・くすぐってぇ・・・)
そっと顔を動かしてみれば、ラビが頭を撫でながら耳を指先で触っている。
耳はくすぐったいから触るな言っているのに、ラビはすぐに神田の耳を触り、弄り回す。
「・・・・・・」
不機嫌さを現すように尻尾でぱたんとソファーを打つが、ラビは気付かない。
もう一度、ぱたん。
「・・・?」
いつもならすぐにかまってくる筈なのに、どうしたのかと思っていると、静かな部屋に紙を捲る音が聞こえ、すぐに納得した。
(また、本読んでるのか・・・)
本の中に入ってしまったラビを我に返すことは、神田でもなかなか難しい。
せっかく起きたのがそんなタイミングで、神田はムゥと唇を尖らせる。
と言うのも、かまってほしい時に限ってかまってくれない原因のほとんどが本にあるので、正直神田は読書が嫌いだ。
もう少し顔を動かしても、やはりラビは何も反応しない。
このまま起きてしまってもどうせつまらないだけなので、もう少しラビの膝の上で昼寝でもしようかとまだ覚めきらない頭でぼんやり考えていると、ちょうど目の前にラビのズボンが目に入った。
(・・・・・・)
少しだけ、顔を寄せる。
ラビはやはり気がつかず、神田はそのまま股間に顔を埋めた。
「・・・んっ・・・?」
ぐりぐりと鼻先を押し付け、思い切り息を吸い込むと、ラビの匂いが肺一杯に満ちる。
きゅうんと胸が高鳴ったと思えば、このオクにあるものでいつも突かれ泣かされ、そして気持ちよくなっていることを思い出し、ぞくぞくとしたものが背筋を這い、神田は更に顔を押し付けた。
「ちょ、・・・ユウ?」
さすがにラビが気付き、戸惑ったように声をかけるが神田はかまわずに腰に腕を回した。
「ん・・・」
舌を出し、ジーパン越しにラビの性器を舐め上げる。
硬い布越しではラビのあの感触は伝わってこないが、それでも神田は一生懸命に舌を這わせていく。
「ッ、ユウ、・・・どしたんさ・・・?」
下ろしてある髪を撫で、そっと頭を離そうとしても腰に手を回して固定している為に動かない。
神田はラビに逆らいつつも、今度は口を開けて甘噛みをしだす。
ラビの性器があるだろう場所を狙い、やや強めに噛むと頭に置かれているラビの手がヒクリと揺らいだ。
「、ユ・・・!」
「ン、・・・ん・・・」
出来るだけ唾液を塗りつけるようにしているので、だんだんとジーパンが青く変色してきて、中身にも変化が起こる。
(・・・ラビ、の・・・)
刺激を与え続けていると、段々とラビの性器が立ち上がってきた。
顔を押し付けるとその育ち具合が良くわかり、それがなんだか嬉しくて神田は尻尾の先をふりふりと揺らす。
対してラビはまだ今の状況が飲み込めていないらしく、抵抗らしい抵抗も出来ずにただ神田の痴態を見下ろしている。
「・・・ンッ・・・ふ、ユ・・・ぅ・・・ッ」
神田の暖かい吐息と濡れた感触が段々と伝わってきて、蝕むような快感に襲われる。
下着を押しのけ、大人しかった性器が育ってくると、神田はまた嬉しそうに笑って、ジッパーに歯をかけた。
ジジィィィ・・・と鈍い音を立ててジッパーを下ろし、神田はまた下着に鼻先を寄せると、すぅっと思いきり息を吸い込んだ。
「んっ」
声を噛み殺せないラビに神田は気をよくし、今度は下着の上から舌で舐めだした。
ジーパンとは違い、下着は神田の動きに合わせて上下するので、布の擦れる感触がたまらない。
「ユ、ウ・・・ッ、どした、って・・・ッ」
「・・・別、に・・・ン、」
自分の唇でどんどんと大きくなっていくのが嬉しくて、そのまま手を使わずにトランクスの合わせ目からラビの性器を取り出そうとする。
「ん、く・・・ふ・・・」
さすがに大きなソレを容易には取り出せず、舌で絡めるようにして引き寄せ甘く歯で噛みながら何度も挑戦する。
ラビにとってはそれすらも刺激になって、ますます大きくしてしまう。
「ラビ、でかい・・・ッ」
「ユウが・・・でかくしてんさ・・・ッ」
焦れた神田は、更に合わせ目に顔を潜り込ませると先端を咥えてそのまま引きづりだす。
「ふはぁ・・・ッ」
ようやく出せたとばかりに神田は性器から口を離して大きく息を吸い込むと、ちらりと赤い舌が見えた。
「ッ」
またしても神田が性器を咥えようとするので、ラビは慌てて頬を挟んでソレを阻止すると、不機嫌そうに睨まれた。
「・・・にすんだよ・・・」
「な、なにって・・・いやホント・・・ユウちゃんてばどうしたの?!は、発情期・・・?!」
フェラなんて、いつもなら頼んでもなかなかやってくれないのに、今日は妙にご執着だ。
「別に・・・ただ喉が渇いてるだけだ」
「喉が乾いてって・・・ミルク?!ミルクってこと?!」
「そんなとこだ」
邪魔だと神田は手を振り払うと、今度こそラビの性器にしゃぶりついた。
「く、・・・のど、乾いた、なら…ッ、なんか、もってくるから・・・!」
「いい。これで・・・」
これがいい。とは言わなかった。
神田の思いを知ってか知らずか、まだ混乱しているラビはちゅうちゅうと赤子のように吸われると、がくんと力が抜けてしまう。
幹をやわやわと唇で食み、裏筋をざらりとした舌で舐められると何とも言えない快感が背筋を走る。
涎が垂れてしまうと、それを追ってまだ柔らかい陰嚢を口に含んで飴のように転がした。
「ユ・・・ふ、ぁ・・・ッ」
神田がうっとりしながら愛撫していると、亀頭の割れ目からとろりと透明な蜜が出てきて、嬉しそうにそれを吸い上げる。
「―――ッ」
ちゅる、と音を立てて飲まれると、その刺激でまた先走りがもれてしまい、神田はずっと亀頭に唇を寄せて飲み込んでいく。
まるで本当にミルクを飲む仔猫のようで、淫猥なのに可愛らしい。
「ん・・・ッ、またでかくなった・・・」
まじまじと眺めてしまうと、一際多く先走りがとぷりと漏れて、神田は嬉しそうにそれも舐めとる。
「ン、んく・・・ふ・・・ンッ」
耳は忙しなくヒクヒク動き、尻尾も興奮を隠せないようにぱたぱたと行ったり来たりを繰り返す。
「ユウ・・・ン・・・そろそ、ろ・・・ッ」
ちらりとラビを見上げ、神田も甘噛みをしたり、キツく吸ったりして射精を促していく。
口の中の唾液をこくりと何度も飲み込みながら、荒い息を必死で抑える。
「、ユウ・・・ユ・・・!」
「ラ、ヒ・・・」
神田は喉奥までラビの性器を飲み込むと、尿道に舌をねじ込ませて喉をうねらせた。
「ぅ、く―――――ッ!」
「ん、ぶ・・・ッ」
勢いよく吐き出された精液を神田は眉を寄せながらもなんとか飲み込んでいく。
濃く、どろどろとしたそれを飲み込むのは大変だったが、神田は口端から漏れてしまったものも全て舐めとった。
「は、ぁ・・・」
とろんとした顔で神田は熱い吐息を吐き出すと、もう一回赤い舌でぺろりとラビの性器を舐め上げた。
「、ユウ・・・」
ラビもようやく落ち着いたのか、神田の頭を撫でて苦笑する。
喉を触れると、気持ちよさについ掌に頬をこすりつけてしまう。
一通りラビの暖かさを感じた後、神田はまたラビの太ももに顔を乗せると、そのまま瞳を閉じた。
「?ユウ?」
すっかり続きをするつもりだったラビは、まさかそこで神田がまた寝る体勢に入るとは思わず、思わず声をかけてしまう。
「んー?」
まだ先程の熱が醒めないものの、くつろいでいる神田は間延びした声でラビに応える。
「・・・続き、せんの?」
「んー・・・寝る」
「寝る・・・って・・・」
「寝る」
敏感な神田が、直接自分で触ったりして刺激を与えてはいないものの、何も感じていないはずがない。
そっと神田の股間を撫でると、やはりゆるくではあるが勃ちあがりかけている。
「・・・寝るの?」
「寝るって言ってる」
怒ったようにそう言うと、薄く目を開けてポツリと呟いた。
「・・・ラビも、本の続き読めばいいだろ」
パタンと、もう一度尻尾が揺れる。
ふん。と鼻を鳴らすと、ぎゅうとラビに抱きついてきつく目を閉じた。
(・・・あー・・・)
なるほど、と神田の拗ねている原因がわかり、ラビはくすりと笑って神田の脇に手を差し入れて抱き上げた。
「っわ・・・!」
突然身体を起こされ、神田は驚いて黒目がちの瞳をまんまるに開く。
いつも大人びているくせに、不意に見せるそんな表情が可愛くてラビは目を細めると、読みかけの本を床へと放り投げた。
「・・・ラビ?」
ラビは神田を引き寄せると、その首筋にキスをして耳を食む。
「ン・・・ラビ・・・本はいいのかよ」
「全然いいさ。それよりもユウの方が大事」
吹き込むようにしてしゃべると、くすぐったいのか忙しなくぴくぴくと耳が動き、戸惑ったような手がラビの首に廻った。
「ユウだってかまってほしかったんだろ?」
「・・・・・・」
寝る、と言った割に、神田はまったく眠そうには見えず、視線を逸らして紅くなった顔を見られないようにラビの首筋に埋めた。
項にもう一つキスを落とし、尻尾の生え根をいやらしく撫でた後ズボンの中へと手を差し込んだ。
「ん―――ッ」
ひくりと身体が跳ねた。
双丘の割れ目を何度も往復していくと、下腹に当たる神田の性器がどんどんと大きくなっていく。
あ、と震えるように漏れ出た神田の声は、そのままラビの口の中へと溶けていった。
ラビの全てが、自分に集中している。

ようやく我が侭が叶うと、神田は上機嫌でラビに答えだした。

□■□

神田の身体を清め、ベッドに寝かしつけた後、端に座って紅くなってしまった目元をするりと撫でた。
先程の神田の行動を思うと、何度も吐き出した熱がまた蘇ってくる。
言葉にしなくても、神田の独占欲はとても強いと言うのはわかっていた。が、まさかここまでしてくれるとは思わなかった。
「・・・かーわいーなー・・・」
くつくつと笑いながら耳を触れば、熟睡しているだろうにいちいち反応を返してくれる。
「神田がいる時は、やっぱ読書は控えんとな」
ちゅっと額にキスを落とすと、ラビは鼻歌を歌いながらベッドからそっと立ち上がった。



幸福だ、幸福だとあなたは言うけれど。

本当に幸福なのは、あなたの傍に入れる、じぶん。


わたしはあなたのこうふくなぺっと。



☆END☆


コメント

フェラしてる(しかもにゃんだで)神田ってかわいいよね・・・とぼんやりと思ったのを書いたら見事にフェラだけのになっちゃった☆(殴ッ!)
にゃんだは趣味です・・・何歳かは皆さんの妄想ご想像にお任せします☆
【幸福なペット】はガーネットクロウの歌です。
聞いた時から、絶対これをタイトルにしたい!と思っていたもの・・・まさかこんなのになるとは・・・(笑)


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