我に返る前にいたずらしてしまおう。
上機嫌な骸は、ディーノから降りると床に膝を突いた。
鼻歌を歌うくらいのテンションでベルトを外し、チャックを下ろす。
「おや、もう元気」
くふふと笑って、すでに半勃ちになっている性器を躊躇いもなく銜えた。
「う、わ?!わぁ?!」
突然の刺激。
思わず声をあげ、下半身を見てまた声を上げる。
「くふふ」
「ちょ、骸?!何やってんだよお前!!」
「いたずらですよ」
「正直に言われても!」
つっこむディーノに骸は笑うばかり。
「いいじゃないですか。いたずらって言っても貴方が気持ちいいいたずらなんですから」
「そういう…もんだいじゃ…っ」
「まぁまぁ、貴方はそのまま座っていて下さい」
再び性器を口に含む。
やめろと言う口とは裏腹に、刺激を与えられて性器はどんどん硬く太くなっていく。
膨らんだ部分を口に含み、赤子のようにちゅうちゅうと吸う。
含みきれない根元の部分は、陰嚢も一緒に手で擦ったり揉んだりする。
「う、く…ァ」
その内苦い汁が口内に広がりだす。
食べ物だとしたら、もし目が見えない状態で感じたとしたなら、絶対に顔を背けてしまうような。
けれどディーノのものと言うだけで身体がもっとと欲する。
媚薬のよう。麻薬のよう。
自らの唾液を飲み込む余裕も無くて、性器はどろどろに濡れていく。
「んっ…んん、」
頬に熱がたまる。
頭に手を置いてディーノが引き離そうとするので、抵抗して喉の奥まで飲み込んでやる。
「え、ぅ…!」
「くぅっ!」
えずけばその刺激でディーノが震えた。
髪の毛を掴まないように、力をギリギリで抑えているのがわかる。
莫迦な人だ。そこが好きなのだけれど。
金色の茂みをこする。
肌の熱さを髪の先まで感じて、生理的な涙を一粒骸は零した。
「っむく、ろ…もう、離せ…っ」
「いやれふ」
がじがじと歯を幹に立て、ちゅうぅぅ、と強く吸う。
舌で尿道を容赦なく刺激すれば、すぐにディーノから声が上がった。
「ぅ、ア――――ッ」
「っ、…っ…う、」
喉の奥に白濁が叩きつけられる。
気管に入らないように無意識に喉を広げ、身体のナカへと招き入れる。
食道が熱い。
集中させるごとに、身体が火照った。
ごく、ごくんと喉を鳴らして残液を飲み込むと、ようやく骸は性器から口を離した。
「はぁ、はぁ…」
口端から精液が垂れるのがわかり、舌で舐めとる前にディーノの指がぬぐっていった。
「…ばっか…」
「…くふふふ、」
だっこ、と手を伸ばして要求すれば、再びディーノの上に抱き上げられた。
「この服、もう着れませんね」
「誰のせいだ誰の」
ズボンはもちろん、濡れた手で触った為に上着もそこここが白くなっている。
「僕以外がこうして汚すことなんてあるんですか?」
「………」
「ないですよねぇ」
喉を震わせて笑う。
「ちくしょ…」
思わず呟けば、抱きついていた骸がこつんと額をあわせた。
「いいんですよ、お礼ならホワイトデーにとても期待していますから」
それと。
「…ココのお礼は、今からベッドに連れて行って、すぐに頂けると嬉しいんですが」
萎えた性器に触れて言う。
ディーノに与えた刺激は、骸自身にも快感を与えていた。
貫かれる衝撃を知っている。
あれが今すぐ欲しくてたまらない。
「…ねぇ?」
ふぅ、と息を吹き込む。
今すぐ、キモチイイお返し、ください。
Si、以外、言える訳がない。